フミが膝に乗ってきた瞬間だけ、作業が止まる。
強制終了させられる感じ、嫌いじゃない。
ポピはというと俺の椅子を完全占拠して、背もたれのど真ん中で丸まってる。
俺は端っこに座りながらこの記事を書いてる。猫に配慮しながら副業する男、それが俺だ。
で、今日の本題。
「Adobe CC Pro、どうなの?」って聞かれることが増えてきた。
動画編集フリーランスをやってた時期がある俺に、AIで副業を始めたい会社員の人が聞いてくる。
正直言うと、懐かしくて少し胸が痛くなるテーマだ。
でも今の目線で見ると、当時とは全然違う答えが出てくる。それを書く。
SECTION 01
時間を切り売りして燃え尽きた話|俺が動画編集を辞めた理由

動画編集フリーランスをやってた時期、Premiere ProもAfter Effectsも毎日触ってた。
Adobe CCは月2,000円台〜のプランから始まって、最終的にコンプリートプランに移行した。
当時の俺がやってた仕事は「納品が早い安い編集者」のポジション。
1本5,000円〜8,000円の案件をひたすら回す、あの地獄みたいなやつだ。
毎月の売上は安定してたけど、時間が消えていく速度もえぐかった。
「これ、時給換算したら絶対おかしい」って思いながら、それでも辞められなかった。
クライアントのフィードバックは毎回微妙にズレてて、修正が修正を呼ぶループ。
深夜に書き出しが終わって、納品して、次の朝にはもう次の案件が来てる。そういう生活が続いた。
✏️ 本音
燃え尽きた直接原因は「技術が上がっても単価が上がらない」だった。Adobeツールを使いこなせるようになっても、クライアントが求めるのは「早さと安さ」で、スキルに金を払う気がなかった。今思えば市場の選び方が間違ってたんだけど、当時はそこまで頭が回らなかった。
辞める直前は「もう動画編集って単語を見たくない」って思ってた。
副業でAdobeを始めようとしてる人に、まずこれだけは伝えたい。
ツールが悪いんじゃない。使い方と市場の選び方が全てだ。
SECTION 02
Adobe CC Proって何なのか|スクール文脈と単体契約の違いを整理する

「Adobe CC Pro」という名称、ちょっとだけ整理しておく。
Adobeが直接出してるプラン名ではなく、スクール側がカリキュラムとセットにした時の呼び方として使われることが多い。
動画編集スクールでは、Premiere Pro・After Effects・Photoshop・Illustratorをまとめて学ぶコースを「Adobe CC Pro」的な名称でくくって22万円前後で売ってる。
給付金の対象になる場合もあるけど、割合や条件は個別確認が必要だ。
一方で、Adobe Creative Cloudを自分で契約する場合のコンプリートプランは月6,000円前後(税込)。
年間で約7〜8万円。スクールに22万払うのとは全然違う話だ。
| 比較項目 | スクール経由 | Adobe直接契約 |
|---|---|---|
| 費用感 | 22万円前後(コース込み) | 月6,000円前後(年7〜8万) |
| 学習サポート | あり(質によって差がデカい) | なし(独学前提) |
| 案件紹介 | スクールによる | なし |
| AI機能 | カリキュラム次第で古い場合も | Firefly等のAI機能が使える |
スクールに高額を払って案件獲得に失敗してる事例、本当に増えてる。
サポートが薄かったり、学んだスキルと市場のニーズがズレてるケースが多い。
スクールを選ぶなら「卒業後のサポート内容」と「受講生の案件獲得実績」を必ず確認してほしい。
そこを曖昧にしたまま契約すると、22万円が「高い授業料」になる。
SECTION 03
今のAI副業目線で見ると何が変わったか|Adobeの価値の再評価

動画編集を辞めた当時と今で、Adobeツールの「使える場面」が全然変わった。
正確に言うと、AIが乗っかったことで用途が広がった。
Premiere Proには文字起こし自動字幕・カット自動生成、Photoshopには生成塗りつぶし、IllustratorにはAIベクター変換が入ってきた。
単純な編集作業の工数が、以前の半分以下に落ちてる場面が普通にある。
俺が動画編集をやってた頃にこれがあったら、もう少し続けてたかもしれない。
……でも、単価問題は別の話だから結局同じ結末になった気もする。
✏️ 本音
今の副業市場でAdobeが光るのは「編集者」じゃなくて「ディレクター」ポジションだと思ってる。AIに作業を投げながら、品質と方向性を管理する役割。それができる人間が時給を上げられる。ツールを動かせるだけじゃ、もう差がつかない。
会社員で副業を始めたい人が今Adobeを学ぶなら、「編集作業を覚える」じゃなくて「AIを使って何を作るか設計できるか」が出発点になる。
そこを間違えると、俺みたいに時間の切り売りに消耗する。
AIが処理できる部分を任せて、自分は「なぜこの構成か」「視聴者にどう届けるか」を考える側に回る。
これが、今Adobeを使う上で一番コスパのいい関わり方だと思ってる。
SECTION 04
残業で疲弊してる会社員がAdobeを選ぶ前に確認すべきこと

「副業で動画編集やってみようかな」と思ってる会社員の人に、順番として聞きたいことがある。
今、週に何時間、副業に使える時間があるか。
Adobe系のスキルは「触れば触るほど伸びる」タイプなので、週5〜10時間以下だとスキル習得が遅くて途中でしんどくなる。
Premiere Proを使いこなせるレベルになるまでに、独学で最低でも数十時間は必要だ。
その時間を副業の収益化に直接つなげたいなら、AIツール系のほうが回収が早い場合も多い。
| あなたの状況 | Adobeが合う? | 一言コメント |
|---|---|---|
| 週10時間以上確保できる | ◎ | 独学でもスキルが積み上がる |
| 週5〜10時間、残業多め | △ | AI補助前提ならなんとか |
| 週5時間以下 | △〜× | スクール22万は回収リスク高い |
| すでにクリエイティブ素養がある | ◎ | AI機能との相性が抜群 |
スクールに22万払う前に、まずAdobe直接契約で1〜2ヶ月触ってみる。
それで続けられそうなら、スクールや講座を検討する順番のほうが絶対に損が少ない。
✏️ 本音
俺が動画編集を始めた時も「スクール行けばなんとかなる」って思ってた。でも当時金がなくて独学を選んだのは、結果的に正解だった。スクールが悪いんじゃなくて、「スクールに払えば解決する」という思考停止が一番危ない。
SECTION 05
今の俺がAdobe CCを使うとしたら|AI副業との組み合わせで正直に話す

今のAI副業目線で「Adobe CCを使うか?」と聞かれたら、答えはイエスだ。
ただし、使い方が当時とは全然違う。
動画編集の「作業者」としてではなく、AIで生成したコンテンツを整えてクオリティを上げる「仕上げ工程」として使う。
サムネイル、ショート動画の構成、バナー制作。Adobe AIはこの用途で普通に強い。
ブログのサムネイルをPhotoshopのAI生成で作るのと、外注するのとでは、スピードと費用が全然違う。
俺みたいに引越し資金を貯めながら副業してる人間には、外注コストが削れるのは本当に助かる。
Adobeをゼロから学んで「編集者」として稼ごうとするのは、今の市場では時間がかかる。
でも「AIと組み合わせてアウトプットの質を上げる道具」として使うなら、月額分は余裕で回収できるレベルの価値はある。
✏️ 本音
今の俺がAdobe CCを使うとしたら、「編集時間を減らすために使う」じゃなくて「編集以外の価値を乗せるために使う」になる。AIが作った素材の解像度を上げたり、構成をビジュアルに落とし込んだり。ツールに振り回されるんじゃなくて、ツールを選ぶ側に回ること。それが燃え尽きた俺が今唯一言えることだ。
動画編集で消耗した話を書いてたら、フミがまた膝から離れていった。
ポピはまだ椅子の上で寝てる。俺は端っこで記事を書き終えた。
Adobe CCを使うかどうかより、何のために使うかを先に決めること。
それだけで、22万円の失敗は避けられる。
※ 本記事は特定スクールの批判を目的とするものではありません。費用・サービス内容は各社公式サイトでご確認ください。
📌 次回予告
ヒント:「AIに任せたら単価が上がった」は本当か。あるツールの特定の設定を変えるだけで、同じ作業時間でアウトプットの質が変わる話。
次回テーマ:AI×副業ツールの使いこなし術——設定と使い方で差がつく話


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